曲がり角ごとの驚きⅠ スペイン201608・ピクト
すべては冠を頂いた幼年期のなかに坐っている
曲がり角ごとの驚き
トリスタン・ツァラ「内面の顔」
犬も歩けば棒に当たるし、曲がり角を曲がるたびに、
どこかへ出かけるたびに、おかしなものばかりが目につくし。
*
乗り継ぎをしたドーハのハマド国際空港のピクト。
機首が下がっていることと前輪が出ていることとで到着を表現。
確かグラナダ。おそらく歩行者注意的な。
日本の歩行者ピクトに比べて関節に動きがあり、浮かれスキップ感が強い。
マドリードからトレドへ向かう途中の工事現場。
これも関節に動きがあり、中腰感が出てる。あと、土の山が和式便所型じゃない。
アルハンブラ宮殿内のスリップ注意。
首がつまってるあたりが「OOPS!」て感じ。
コルドバの店先の禁煙マーク。
上下逆さまに貼られただけか、スペインでは煙が下に出るマークが主流なのか
アトーチャ駅構内の亀の池前に「亀の持ち出し禁止」的な看板とピクト。
まあ、持ち出さないけどな。誰かカバンに入れてく奴いるのか。どうなんだ。
たぶん通学児童注意。「いっけなーい、遅刻遅刻!」みたいな兄妹。
妹の髪止めの四角い飾りがデカすぎるのが気になる。
バルセロナの生ゴミ回収ボックス。
食い尽くされたアップル。直感的なわかりやすさ、さすが。
旅行中、見かけるたびに理解に苦しんだのが、この出口マーク。
初めは集合場所案内かと思っていた。
なぜ四方から○に向かうのが出口なのか、それはわからないが、
ともかくここが出口なので、おつかれさまでした。