日々

伝えたいことがあるんだ

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ サラダ記念日 (河出文庫―BUNGEI Collection)作者: 俵万智出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1989/10/01メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 892回この商品を含むブログ (39件) を見る両国…

青い鳥

長年おでんを炊いたりご飯を炊いたり、友人が来れば鍋をしたり、と活躍してきた土鍋が、我が家のテロ組織によって破壊された。テロ組織ニャルカイダのリーダー少しでも美味しいご飯が食べたいと土鍋で炊飯し、焦げをとるために水を張ってガス台に置いておい…

何を見ても何かを思い出す

「とにかく、素晴らしいストーリーだ。ずいぶん昔に読んだ小説を思い出したよ」 「きっと、何を読んだり見たりしても、何かを思い出すんじゃない、パパは」 蝶々と戦車・何を見ても何かを思いだす: ヘミングウェイ全短編〈3〉 (新潮文庫)作者: アーネストヘ…

曲がり角ごとの驚き・26 ~隣~

中高の6年を除いては、ずっと神奈川で生きている。 旅先で、どこから来たのと問われ、横浜と答えると大概言われる。「ああ、東京から」 正確には東京の隣だが、あなたが東京だと思いたいなら東京でいい、「まあ、そうですね」と返事をする。海外で、日本のど…

余計なこと

何かにつけて平成最後の平成最後の、と言われる昨今。 新元号は令和だという。発表があったあの日の午後はずっと頭の中でエリック・クラプトンがカッコよくギターを奏でていた。 レイ~ラ~♪さて、ようやく暖かくなり始めた3月の終わり、かねてより動作の怪…

息を呑む日々

昔、劇団で働いていた頃、千穐楽間近の公演のチケットを予約したお客様にこう聞かれた。 「当日はビデオ撮影してもいいですか?」 いやいや、ダメです。ダメ!何言っちゃってるのかしら、とお断りしたらお客様はちょっとお怒りで言った。 「もうすぐ千穐楽で…