ねこ

青年の主張

我が家のにゃんずが間もなく2歳になろうとしている。人間でいうと24歳だ。 もう立派な青年だ。 まだ未成年だった昨年の夏とは違う。大人になった彼らは今年の夏、勇猛果敢に狩りを始めた。 常日頃ベランダからカラスに睨みをきかせるも相手にされず、鳩にバ…

With

6月中旬に原則出社に戻ってから毎日のように「なんで行かなきゃいけないの~」「なんのためなの~」と贅沢にもイライラしたり、売り上げのため無理矢理延長された繁忙期にギャーーー!となっていたが、ここへきてようやく50%テレワークに戻った。万歳!万歳…

見つめるCat's eye

高校の頃の古典の先生が言っていた。 「見るってことは愛情なのよ。愛情がなくなったら相手の顔を見もしない。相手がそこにいるのに見向きもされない、そんな状態は一人でいる時より孤独なものです」 確かそんな話だったと思う。高校生の私には「二人でいる…

健康の守り人

猫と暮らして1年半ほどになるが、しみじみ思うのは彼らはかなり時間に厳しい生き物だということだ。 どこの誰だ、猫は日がな一日寝ていてお気楽だの、と言っているのは。朝は5時に起こされる。まずは「目覚ましをとめろ」と騒ぎ立て、二度寝をすると容赦なく…

こんなに大きくなりました。

これまで、犬や猫は生後1年で20歳だと信じてきたのだが、猫を飼い始めて以来いろんな人から「1年で17歳、1年半でハタチだよ」と言われ、調べてみたら、どうやら本当にそうらしい。 そんなわけで我が家のにゃんずも間もなくハタチ。 これが こうなる。 ポーと…

ネーミング・オブ・キャッツ

スマホの写真フォルダが勝手にアルバムを作ってくれるのはいいとして、そのネーミングセンスはどうなのか。ネコだにゃん圧倒的な語彙力のなさ。 猫に名前をつけるのは とても難しいことなのです 信じられないかもしれないけれど 猫には3つの名前がある (中…

猫とばあちゃん

先週母からLINEが来て、「ばあちゃんが危ない、みんななるべく早く病院に行ってやってほしい、年は越せないと思う」と言うので、日曜日に病院に行ってきた。みんなが拍子抜けするほど祖母は元気でよくしゃべったけど、案の定、私のことも弟のことも覚えてお…

きのこねこのこ

この11月で、我が家に猫がやって来てからちょうど1年。去年今年まるでみっちり詰まったいなり寿司みたいにご立派になられて…。 猫の名前は「どんこ」と「ポー」どんこさん友達から送られてきたこの写真を見て「椎茸かぶったような頭だな」と思ったのが名前の…

計算ちがい

明日で我が家の猫もめでたく1歳。 「生まれたての子猫4匹を病院から引き取った」と友達からLINEが来たのは去年の3連休だったなあ。まだ目も開いていなかった頃あれよあれよと言う間に男子2匹を引き取ることになって、猫が来る嬉しさの反面、「ああ、計算が狂…

ぼくのなつやすみ

おかげさまで夏休みは9連休。 片付けておかなければいけない仕事も多くて夏休み前は本当に忙しかったけれども、ついに!ついに夏休み!! と浮かれて座った8/9金曜日夕方の電車の中で大変な情報を手に入れた。 ガラスの仮面が8/11までの3日間、ebookjapanで2…

風が吹けば桶屋が儲かる

「風が吹けば桶屋が儲かるのはなんで?」 例えチコちゃんにそう問いかけられても、私は答えられる。ボーッと生きてない。 学生時代にソウルでみんなで思い出したという強烈な思い出もあるのでね。 大風で土ぼこりが立つ→土ぼこりが目に入って、盲人(めくら…

T.G.I.F.

以前にこんなツイートを見て驚愕したことがある。阿波踊りといえば昔クラブで知り合った徳島出身の19歳の男の子が、「阿波踊りマジでやばいですよ。阿波踊りの日なら友達の彼女と勢いでやっちゃっても、まあ阿波踊りだし仕方ないかで済むんですよ」と言って…

ワル自慢

最近よく叩かれている「昔はオレもワルかった自慢」 ああいうアホエピソード、私は別に嫌いじゃないですよ。ウザいはウザいけど、そのアホさが微笑ましい。 「俺は辛さ20倍カレーにチャレンジしたことある」とか。 あの辛さマウンティングは小学生男子もやっ…

雨の物語

今年はガンダムシリーズが40周年ということであちこちでコラボ企画が行われている。野球も缶コーヒーも競馬も。 アムロ「アリマ行きまーす」シャア「有馬だからさ」 ガンダムと有馬記念 が融合した有馬戦士ガンダム『ニュータイプムービー』公開NHKでもオリ…

宴のあと

相撲にハマって早4年。 2016年の初場所からは、国技館で開催される1月、5月、9月は必ず見に行っている。チケットは先先行で申し込む。手数料はちょっとかかるけれど、これまではずれたことがなかったので、どこかで「なんだかんだでチケットはとれるもんだ」…

本当にひとり立ちしたい人は、何かを育てるといいのよね。子供とかさ、鉢植えとかね。そうすると、自分の限界がわかるのよ。そこからが始まりなのよ。 キッチン (角川文庫)作者:吉本 ばなな発売日: 1998/06/23メディア: 文庫吉本ばななが23歳で書いた「キッ…

何を見ても何かを思い出す

「とにかく、素晴らしいストーリーだ。ずいぶん昔に読んだ小説を思い出したよ」 「きっと、何を読んだり見たりしても、何かを思い出すんじゃない、パパは」 蝶々と戦車・何を見ても何かを思いだす: ヘミングウェイ全短編〈3〉 (新潮文庫)作者: アーネストヘ…

Yの悲劇

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92637/2637814/index.html 先日、NHKでガンダム誕生秘話のドキュメンタリーを見たら、ファーストガンダムが見たくなってしまい、ここ最近の私は毎朝電車の中でガンダムを見ながら出勤している。きっと周りの人には心…

水の都

うちの母は人にあれこれ口出しするのが好きなタイプで、そこかしこに余計な首を突っ込むが、受け入れられないことも多く、時に怒り、時にため息をつき、そして時には芝居がかった口調で、こんなことを言う。 「もういいわ。馬を水辺に連れて行くことはできて…

どういう神経

二月二十七日黄色い水仙のアップリケはきれいだな と書いてある手紙を読んで 何を言いたいのか分からないと言うのは どういう神経か分からない 谷川俊太郎 「詩めくり」 やっぱり谷川俊太郎は天才だな。 私もこれくらい堂々と言いたいものだ。 「ジップロッ…

ウィーンはいつもウィーン

小学校高学年になると音楽の授業は音楽室に集められて、月に1度はレコードでクラシックを聴く音楽鑑賞があった。ドキドキしながら音楽室に行って、最初の音楽鑑賞はヨハン・シュランメルの「ウィーンはいつもウィーン」だったと思う。 変なタイトル、という…

飼い猫が鳴くので

猫を引き取ることに決めたのは9月の終わり。 10月の頭にはシンガポールに行ってきた。 やっぱ暑い国はいいな。いろんな文化が混ざり合ってるのもいい。イスラム寺院やヒンズー教寺院、仏教寺院が混在している。また絶対来ようと心に誓ったが、その「また」は…

可愛いだけじゃダメかしら

あれは9月の3連休。友人から子猫団子の写真が送られてきた。 友人は行きつけの動物病院で保護されていた、生まれたての子猫4匹を引き取ることにしたらしい。 オス2匹、メス2匹。 毎日猫の話を聞くうちに、どうしたことでしょう。オス猫2匹を私が引き取ること…